えんがわおしゃべり相談会

12/5(日)開催の関西上映先行イベント“shellsong~耳よ、貝のように歌え”の
スペシャルゲストの倉田めばさんが講師をなさった「えんがわおしゃべり相談会」に参加してきました。
「えんがわおしゃべり相談会」はココルームが企画し、大阪西成にある「カマン!メディアセンター」で約半年で22回のプログラムが組まれています。参加費は無料。様々な分野で活躍する人が講師となって、あるテーマを参加者全員で相談する場です。
僕がついたときはもう倉田めばさんの話は終わっていて残念でしたが、今回のテーマ「わたしにとっての依存」を参加者全員が話し合う場にいられたのは、とても貴重な体験でした。小さな机を囲って、みんながお互いの顔を眺め、膝をつき合わせて話を聴いていると、耳が敏感になっていると感じました。自分だけに向けられたのではないけれど、その場に居合わせたひとりひとりに届けたいと願って語られる言葉は、切実でありながら、どこかおおらかでした。言葉はときに横道にそれ、ときに宙を舞い、ときに途切れましたが、しばらくすると車座のなかにちゃんと戻ってきていました。相談ってこうやってやってたよな…。そう思い出した時、自分の耳が日常のなかでいかに塞がっているかにも気付きました。
帰りに、参加者連れ立て、価格・味ともにグッドな中華料理店でラーメンを食べました。「台湾ラーメン」380円也。
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「台湾ラーメンって名古屋発祥らしいよ」
確かに言われてみれば、甘辛いスープが手羽先を思い起こさせもします。
こういう記憶がずっと残るようを祈りながら、スープを平らげました。
“shellsong”まであと二日となりました。今日は、耳そうじを念入りにして眠ることにします。
See you!
井川 拓