「スタッフ日記」カテゴリーアーカイブ
第24回自主制作映画フェスティバル!
名古屋シネマテークでは、毎年、年末に“自主製作映画フェスティバル”という映画祭を開催されています。第24回ということは、今年でなんと24年目!
この映画祭は、様々なプログラムの中に、公募作品の上映があります。その名も「何でも持ってこい!」。
チラシから引用すると、“デスクトップで編集され、モニターの中で完成された作品をスクリーンに解放しよう!”とあります(※作品提出は12/2締め切りでした)。こういった、参加型、観客との連携・働きかけがなされているところにも、大変勉強させられました。
A〜Eまでの5つのプログラム(全8作品)と、「何でも持って来い!」の作品群がちりばめられた自主製作映画フェスティバル、まもなくです。
期間:2010年12月23(木)〜25日(土)
WEB:http://cineaste.jp/(左の上映スケジュールからページ開けます)
※本作上映のCプログラム(FURUSATO2009/デルタ)は 12/24(金)16:00、25(土)18:30 の2回上映です。
“shellsong”直前!
ただ“続ける”ということ
映画『デルタ 小川国夫原作オムニバス』の関西上映に先駆けて開催予定の
12/5(日)のイベントが、いよいよ来週末に迫ってきました!
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“shellsong~耳よ、貝のように歌え”というタイトルは、
由来は小川国夫の短篇「貝の声」からと書きましたが、
映画『デルタ』の3篇が共通のテーマとして抱えている(と思える)
“幻聴”とか“音”といったものへのアプローチを視野に入れています。
それが、具体的には一体どんなアプローチなの? ということは、
おそらく“shellsong”と12/21からはじまる大阪公開~名古屋公開を通して、
見てくるはずです。(どうぞご期待ください!)
このスタッフブログは、これから12/21までのカウントダウンのように?
些細な内容でいい、毎日書くという行為を通して、
もしかすると何か発見があるかもしれない、そんな思いで更新をつづけています。
ご覧になっている皆様のクリックひとつが、心強い応援です。
(ありがとうございます!)
大阪公開まであと1ヶ月と少し。のんびりお付き合いください。
よろしくお願いします!
下窪俊哉
シネ・ヌーヴォ公開用チラシ配布中!
11月もいよいよラスト1週間!
今日は祝日でしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
夏に映画『デルタ 小川国夫原作オムニバス』をご覧になった方々と
話をしていると、「誘惑として、」「他界」「ハシッシ・ギャング」のうち
「とくにこの作品が好き!」という意見がけっこうわかれていました。
同じ作家の小説を原作としている3篇ではありますが、3者3様のアプローチがあって、
映画『デルタ』の放つ魅惑は、そんなところにもありそうです。
さて、大阪シネ・ヌーヴォでの公開まで、あと1ヶ月を切りました!
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現在、関西の映画館、書店などのショップを中心にチラシを配布中。
まだまだ置いていただける方、配布してくださる方を大募集中です!
とくに大阪、名古屋(およびその近郊)で応援してくださる皆様、
どうぞよろしくお願いいたします!
※12/5(日)ビジュアルアーツ専門学校大阪にて、
関西上映先行イベント“shellsong~耳よ、貝のように歌え”を開催します!
映画『デルタ 小川国夫原作オムニバス』上映はもちろん、
湯浅学さん(幻の名盤解放同盟) × 倉田めば(大阪ダルク)さんを
ゲストにお迎えしてトーク&朗読パフォーマンスを行います。
映画ファン、文学ファンの垣根を越えて、たくさんの方のご来場を
心からお待ち申し上げます。詳しくは、公式サイトをご覧ください!
下窪俊哉
“熱気”よ、届け
今日はちょっとだけ脇道へ逸れて、
東京・渋谷のユーロスペースで行われている『映画一揆』のことを書きましょう。
『映画一揆』は、井土紀州監督の新旧の作品を特集しているものです。
映画『デルタ 小川国夫原作オムニバス』の3篇のうち
「他界」の高野貴子監督は、映像制作集団・空族(くぞく)で
主に撮影を担当していますが、その空族の映画監督・富田克也さんも
多大なる影響を受けたという井土監督の初期作品「百年の絶唱」を
先週の土曜の夜、観てきました。
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私の個人的な感想などは、コチラをご覧いただくとして…。
いわゆるインディペンデント映画のあり方について、『映画一揆』のPR活動や
井土監督はじめ関わっている方々の、いろいろな場所での発言などを拝見していて、
いろいろと考えさせられることがありました。
現在、書店やコンビニで並んでいる雑誌『BRUTUS』の特集「映画監督論」のp110でも、
瀬々敬久さんと井土紀州さんの対談で語られているのを読むことができます。
(ぜひお手にとって、ご覧ください)
『映画一揆』初日は、満員のお客さんが溢れ出して、大変なことになって
スタッフは嬉しい悲鳴をあげていました。
そして、これらの映画を届けるんだ! という多くの人たちの熱気のようなものを
ひしひしと感じました。それって、とても気持ちの良いものですね。
また私自身も、こうやって書きながら、彼らの応援団の一員になっています。
映画『デルタ』も、たくさんの方の応援によって東京・藤枝の公開を無事終え、
これから名古屋、大阪へ向かいます。
私たちの“熱気”を、ぜひお届けしたいと思っています。
下窪俊哉
ありがとう藤枝!
10/1(金)を持ちまして、藤枝シネ・プレーゴでの上映は、無事終了いたしました。
ご来場くださった皆さま、多大なる宣伝協力をしてくださった皆さま、藤枝シネ・プレーゴの皆さま、誠にありがとうございました!!
ブログに紹介していただきました★
藤枝地域の色んな情報・文化・ニュースなど、いつもあたたかく、楽しく!紹介されているブログ「ごきげんぱらぽん」で、この映画の藤枝上映のことと、仲田の新聞記事を紹介してくだってます烈
http://parapon.blog.so-net.ne.jp/2010-09-27
その他、たっくさん藤枝の面白い情報、掲載されています獵
是非チェックしてみてくださいね。
今の藤枝が、わかります劣
藤枝上映、幕開けです!
藤枝シネ・プレーゴでの上映、はじまりました烈
初日の今日は、監督小沢和史さんと、プロデュースを務める仲田恭子による舞台挨拶をさせていただきました。
多くの皆様にお越しいただきました。
ご来場の皆さま、誠にありがとうございました獵
昨年秋の飽波神社での初上映をご覧頂いた方のお顔も多く拝見しました。感激です。
神社もすばらしい趣ある場所(しかも古くからこの土地の大事な大事な要の場所)でしたが、今回もまた、すばらしい環境です。昨年の二日間の藤枝上映から、再び藤枝で、今度は2週間、それも地元に根づき愛されている大きな映画館で上映させていただけるって、本当にありがたいことです。
今回お世話になっているシネ・プレーゴさんでは、いろいろ映画館内を見学させていただいたり、地元を巻き込み撮られている映画の素材を少しだけ拝見したり、と大変勉強させていただきました。地元発信の信念・姿勢を固持されている素晴らしい映画館です。
私の子供の頃といえば、映画は隣の島田にある“みのる座”という映画館が専らでした。きっと、今の小さな藤枝っ子たちは(もちろんカップルも)、“藤枝シネ・プレーゴ”が映画館の記憶になっていくんでしょうか籠
ロビーでは、作家・下窪俊哉さんが作った本「アフリカ別冊 海のように、光のように満ち 小川国夫の《デルタ》をめぐって」という、映画と小川文学についての副読本も販売しております獵
こちらも是非ご覧いただけましたら幸いです獵
今後とも「デルタ 小川国夫原作オムニバス」をよろしくお願いいたします。
東京での上映
本日9月3日をもちまして、渋谷アップリンクでの上映は終了となりました。
ご来場のみなさま、アップリンクスタッフのみなさま、関係者各位、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました獵獵獵