月別アーカイブ: 2010年8月

8/10 静岡新聞夕刊に記事が掲載されました!

昨日の静岡新聞夕刊に、この映画のことが紹介されました裂
静岡の在所から送ってもらって、コピーして劇場に貼りたいと思います獵
アップリンクXの入り口手前の右手には、チラシや、毎日新聞に掲載された記事なども貼らせてもらってますので、早めに劇場に着いてしまったりしたら、時間つぶしに眺めていただけたら嬉しいです鍊

8/8、8/9のトークのもよう

暑くも若干暑さが緩んできました今日この頃・・・でも暑いですね。
さて、渋谷宇田川町のアップリンクでは、まだまだ引き続きレイトショー開催中です。
IMG_0564.JPG8/8には、映画監督の佐々木誠さんをゲストにお招きし、トークを開催しました。
デルタについて色々質問してくださったり、佐々木監督の新作「(タイトルは未定)」の紹介映像や、9/10にも再度アップリンクで上映される「Fragment」の予告編などもご紹介いただきました。
佐々木誠さん、ご来場の皆様、ありがとうございました!
そして、8/9は映画「ハシッシ・ギャング」に楽曲提供してくださってるヨシノトランスさんによるライブ!
今回は、ヨシノさんのシタールと、ハチさんによるiPhoneシンセサイザー2台の投入!
iPhoneシンセなんて、ホント、身軽だし無料アプリだし、面白い物ですね。
演奏は、映画にも使われている曲。まるごと聴くと、映画とリンクしつつ、また違った趣がありました。
とても気持ちのよいひとときでした。
ヨシノさん、ハチさん、ご来場のみなさん、ありがとうございました!

WEB雑誌「団塊マガジン」に掲載!

WEB雑誌「団塊マガジン」19号に、この映画が紹介されました。
読み方は・・・
トップページ右上の「19号を読む」をクリック

電子ブックを開く
で開きます。あとは、雑誌のページをクリックすれば、ページがめくれるという・・・
とっても渋くて見やすい雑誌です鍊
映画の公式サイトのNEWSにも、これまでのメディア情報など載せていますので、カテゴリーで「メディア情報」を選んでいただければ、まとめてご覧頂けます玲よかったらチェックしてみてくださいね獵

8/7のトークのもよう

昨夜はダンサー・振付家の黒田育世さん(BATIK主宰)におこしいただき、上映後、トークを行いました。
映画の感想にはじまり、飴屋さんのこと、黒田さんの活動のことなど、たくさんお話を伺いました。
黒田さんは9月に吉祥寺シアターで「カルミナ・ブラーナ」に出演。
秋にはF/Tトーキョーで新作発表も。たくさんの刺激をいただきました。
「誘惑として、」をつくった、与那覇政之監督。文楽からインスタレーションまで、幅広く現代の表現芸術のアンテナをキャッチする与那覇監督ですが、黒田さんから、趣き深い感想を頂き、いつもより感慨深げに見えました。
黒田育世さん、ありがとうございました!

追加上映決定しました!

好評につき、追加上映となりましたので、ご案内申し上げます。
8/21(土)~9/3(金)
15時の回のみ1日1回上映


2週間延びました。
15時の回は8/6で終わりだと思って、急いでご来場くださった皆様、ありがとうございます。おかげさまで追加上映となりましたので、皆様、是非是非お待ちしております獵

別冊アフリカ「海のように、光のように満ち」


8/15のトークゲスト、作家の下窪俊哉さんによる新しい本ができました。
その名も「海のように、光のように満ち    小川国夫の《デルタ》をめぐって」です。
普段、下窪俊哉さんは、「アフリカ」という同人誌を作っておられます。
下窪さんは、小川国夫氏のご生前、とても親しくされていました。
そのような色々な関わりから、別冊として、この映画のことを特集してくださり、かつ小川国夫作品を掘り下げる、小川国夫読本となっております。
映画公開中、劇場で1冊500円にて販売させていただくことになりました裂
見本も置かれていますので、是非手に取ってみてください裂
下窪俊哉さんのブログはこちら

8/7のトークゲストに黒田育世さん!

8/7(土)よりいよいよレイトショー開始します裂
レイト初日には、上映後に、ダンスカンパニーBATIKを主宰する黒田育世さんをお招きし、トークショーを行います烈
相手役には、「誘惑として、」監督の与那覇政之氏。
どうぞお楽しみに獵

金崎敬江さんインタビュー

今日はオムニバスの中の一編、「ハシッシ・ギャング」で大槻りさ子役をなさいました金崎敬江(かなざきひろえ)さんのインタビューです獵
金崎さんと言えば、舞台にダンス、振付けに、映像にと、本当に多岐に渡った表現活動をなさっている身体表現のプロ。詳しくはこちら
そんな金崎さんに今回の映画について、お話をうかがいました劣
                                   
(それではインタビュースタート獵)
今回の映画「ハシッシ・ギャング」の役どころ、“りさ子”について、普段と比べてどうだったか、など、お聞かせください。
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   物静かなりさ子という役は普段の私とは、ずいぶん違いましたが、何か想いを持って過ごして(生きている)いるのだろうという部分を想像するのが面白かったですね。

「ハシッシ・ギャング」の主人公である“私”(松浦祐也さん演じる)は、“りさ子”に惚れるわけですが、“私”と言う人は、りさ子にとって、どういう存在だと思いましたか?“りさ子”を演じながら、何か感じたことなどあったら聞かせてください。
また、金崎さんから見て、主人公“私”はどう思いますか?
    「私」にとって、りさ子はきっと本で読んで想像しているような、はたまた、初恋の人の面影のあるような、そういう、直に触れるのには時間のかかる女性像なのではないかと思います。
りさ子を演じながら考えたのは、言えない想い、抱えている事情を、「私」はどう感じているのだろう、どういうコンタクトをしてくるだろうということで、黙っている分、敏感に空気を感じていたなと想います。
また、「私」は、ロマンを持つ男の人なのだろうなと。夢を追いかけていたはずが働いてしまい、日々がなんとなしに過ぎてしまうことに、憤りを感じている。
俺の存在は、こんなものじゃない、と。なにかきっかけを掴めば、輝きを取り戻す人なんじゃないかな。

なるほど。鋭くも愛がある「私」への洞察。しかも色んな人に言えることですよね、ある種群像としての「私」というか。そんな中、金崎さんは映画の中で孔雀になったりもしていますが、あれはどうやっているんでしょう?見事すぎてCGと信じて疑わなかった人も多かったと聞きました。
lifeximg_20100805132818.jpg    ありがとうございます。
あれはですね、まず監督に孔雀になってくださいと言われまして…孔雀の映像を観ました。いわゆる動物観察のような。で、鳥の動きを研究して、身体のポイントをいくつか設定し、あとはこっそり練習しました(笑)

なるほど。金崎さんで色んな動物を見てみたいです。ちなみにやってみたい動物(に限らず)動きとかありますか?
    やってみたいものですか。動物シリーズは、たまにやってみると身体の幅が広がって面白いだろうなと思いました。
あとは、飛べたらいいなと思っています。飛べないのだけれど、飛んだなって感じられるような。風にくるくると舞う落ち葉や、波にもなれたらいいですね。

なるほどーー飛ぶ、かあ。広がりますねえ!
せっかくなんで色々うかがっちゃいますが、金崎さんは、喋っても、動いても、演じても、常に極限まで高めた自分の能力を、余すところ無く提供する女優さんですが、金崎さんの目指す俳優像ってどんななんでしょう?
    なんでしょうねぇ。
そういう風に言って頂けることにまずは感謝しつつ。
柔軟でありたいと思っています。これ、と自分を規定してしまうのではなく、臆せずたくさんのことに挑戦し続けること、そしてまだ見ぬ引き出しを作り続けること。
そして、存在が空気を変えられるようになりたいですね。

ちなみにご自身が出演されるとき、舞台と映像の違いってどうでしたか?
    舞台では、お客さんの視点は様々ですから、そこに在る自分全体、を意識しますが、映像では、監督が何を見せたいか(カット割り、カメラワークなどで)を意識しますね。その他は、特に変わることがない気がします。嘘をつかないこととか、呼吸を意識するとか。
なるほど!今回、小川国夫原作は、いかがでしたか?
    もっと堅苦しいものを想像していましたが、読みやすかったです。世間の時間軸から、ちょっと外れてしまった、歪みの感覚が好きでした。
歪みとは、面白い表現ですね。いつもはどんな本を読まれたり、本以外でも、ご興味、教えてください。
   普段だと、恩田陸さんは結構読みましたね。あと、江國香織さん。女の子っぽいですね、このラインナップ。ついでに、吉本ばななさんの『キッチン』と『とかげ』は、いつかやってみたいと思っています。『とかげ』は実はずいぶん前にリーディングでやったのですが。
 あと、賛否両論ありますが内田樹さんの本は、身体について書いてある物を読みます。(武道や合気道からの視点で。) 画家ではJoan Miroが好きです。色使いと子供の絵のようなタッチが。家の犬もmiroと言います、柴犬ですが(笑)

実際「ハシッシ・ギャング」は、映画になってみて、どうでしたか?
lifeximg_20100805132553.jpg   まずは編集技術にびっくりしました。また、撮影を見てないシーンが、脚本から立ち上がる様を、自分の想像とは違うカット割など、面白かったのと、松浦さん(「私」役)と土肥さん(「木南」役)のやり取りは面白かったです。ずいぶん短くなっていたので(作品自体が)もっと見たいと思いました。
現場で印象に残ったことなどありますか?
    茶畑。
静岡では何度かお仕事をしていて茶畑も知っていましたが、あの、一面茶畑で、くるくると回る風車?たちの姿は圧巻でした。
そうそう、本編ではカットされてしまったのですが、海で、水際のシーンを撮っていた時に、どんどん潮が満ちてきて、カメラマンさんが水に浸かっていってしまいましたわ。大変そうでした。
私個人としては砂浜で踊らせて頂いたのがすごく気持ちよかったです。

なるほどーー。たくさんお応えいただき、ありがとうございます!
最後に、金崎さんの今後の予定など教えてください!
   まずは8月に天然果実『Water-Cooler』に出演します。10月にはピーチャムカンパニー『口笛を吹けば嵐』に。そして、12月には自分で企画しますmiel(ミエル)という団体の最初の公演があります。どれも舞台です。
楽しみですね!どうもありがとうございました!
                            
さて、お楽しみいただけましたでしょうか?
映画とあわせ、今後の金崎さんの動向にも注目です裂
金崎敬江さん、ありがとうございました獵
lifeximg_20100805133120.jpgphoto by 橋本恵一郎氏

藤枝文学舎ニュース

季刊誌で「文学舎ニュース」という冊子があります。
藤枝文学舎という藤枝に文学館を建設するために、数十年の歳月をかけて運動し、小川国夫氏を要とした講演会や、文学散歩など、さまざまな試みを続けられている団体が、出している冊子です。
内容には、小川氏の講演会の記録から、文学者はじめ、さまざまなその道の達人たちが、実に読み応えのある文章が掲載されています。
小川氏もご生前には、どんなにお忙しくても、文学舎ニュースには目を通されてらしたといいます。
そんな文学舎ニュースに、この映画の情報も、大変大きく載せて頂きました!
全国にいる文学舎の会員に配布されているのです。
そうしましたら、今日、たまたまその冊子をお持ちになって、映画を見に来てくださった会員の方にお会いしました!
うれしいです。
きっと他にも、文学舎ニュースによって、足を運んでくださった方もいらっしゃると思います。本当に、心より感謝です。
また、小川国夫氏は、旧制志太中学、現在のサッカーで有名な藤枝東高校出身でらっしゃいます。
この高校の東京における同窓会でも、大変幸運なことに、この映画のチラシを配って頂きました。
そうしましたら、それを見ていらしてくださった同窓生の方々ともお会いできました。感激です。
その他、色んな媒体で、この映画のことをお知りになり、この炎天下、足をお運びくださっている皆様、本当にありがとうございます。
まだまだ続くロードショー、最後まで全力で駆け抜けたいと思います獵

8/7~20まで上映後のイベント多数あり

炎天下が続いております
8/7~レイトショーがはじまります。それに伴って、色々イベントを用意していますので是非チェックしてみてくださいね裂
イベントスケジュールはこちら
・・・。
色々書こうと思いましたが、全体的にネタバレ?になりそうなので、手抜き気味になってしまいました・・・蓮
それはそうと、もう一つお知らせです。
映画「ハシッシ・ギャング」に出演の土肥ぐにゃりさんと、楽曲提供のバンド「鵺院(ぬえいん)」が、8/5にラジオ出演します裂
レインボーエフエム放送「すぎはら美里のガールズ・ミリタリー」20時~生出演。
ネットでも見れるそうです。
タイムテーブルなどはこちら 79.2MHZ.です。映画の宣伝もしてくれるみたいです獵
鵺院といえば、今アンダーグラウンドミュージックシーンで最も注目を集めるバンド。
このたびシングルCDも発売され、鵺院もまさに猛暑です玲
それでは今日も、アップリンクでお待ちしております。